ぎょっ!iPhone/iPadで「安全ではありません」の表示

iPhoneやiPadで、いつものようにホームページを開いたら、
「安全ではありません」
と表示され、驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

とくに自社のホームページがこんな表示になると、閲覧者が逃げてしまいそうで、とても気になりますよね。

この警告は3月25日より配信開始された新しいiOS(12.2)のSafariで「非HTTPSサイト」を開くと表示されます。

非HTTPSサイトとは、URLが「http://」ではじまるホームページのことです。
非HTTPSサイトでは通信内容が暗号化されません。そのため、たとえば無料Wi-Fiの一部環境などで悪意ある第三者に通信内容を盗み見される危険性が高いのです。プライバシー保護やセキュリティ上、好ましくないことから、Google ChromeやSafariをはじめとするブラウザは、利用者に注意を喚起するためこのような措置を段階的に強めています。

解決策は簡単で、ホームページを常時SSL化すること。
常時SSL化すると、URLは「https://(httpの後ろに s が付きます)」となり、すべての通信内容が暗号化によって保護されるようになります。

常時SSL化には多少のコストを伴うのが一般的ですが、会社やお店のホームページには、もはや必須となりました。
「安全ではありません」と表示されるホームページでは、顧客の多くは問い合わせや予約を躊躇してしまいます。
常時SSL化がまだの場合、ぜひお早めに導入をご検討ください。